Amazon RDS とは Amazon Relational Database Service の略称で,MySQL や PostgreSQL のようなデータベース管理システム(DBMS)を最適な動作条件で利用できるサービスです。
RDS は運用負荷が低く非常に便利なのですが,コストが高い ため注意が必要です。
AWSアカウント作成後,1年間は一定の条件で無料となりますが,不要になった時点で削除することをお勧めします。
2.2 で作成した RDS 用のサブネット2つをグループ化しましょう。
画面左上の「サービス」を開き、検索欄に「RDS」と入力し、「RDS」を選択
画面左のメニューバーの「サブネットグループ」を選択し,右上の「DB サブネットグループを作成」ボタンをクリック
| キー | 値 |
|---|---|
| 名前 | アプリ名_subnet_group_db |
| 説明 | アプリ名_subnet_group_db |
| VPC | アプリ名_vpc |
アベイラビリティーゾーン に属するサブネットを2つ以上選択する必要がありますマルチ AZ 構成時に必要となるため,今回のように マルチ AZ を使用しない場合にも必須となります| キー | 値 |
|---|---|
| アベイラビリティーゾーン | ap-northeast-1a, ap-northeast-1c |
| サブネット | 10.0.10.0/24, 10.0.11.0/24 の2つを選択 |

「作成」ボタンをチェック
【注意】PostgreSQL の場合はスキップして下さい
RDS の MySQL のデフォルト文字コードは latin1 であり,日本語に対応していません。
文字コードを変更するためのパラメータグループを先に作成しておきましょう。
(1度作成すれば使い回しが可能です)
「パラメータグループの作成」ボタンをクリック
| キー | 値 |
|---|---|
| パラメータグループファミリー | mysql5.7 |
| グループ名 | mysql57-supported-in-ja |
| 説明 | parameter group for mysql5.7 supported in ja |
作成した「mysql57-supported-in-ja」をクリック
「パラメータの編集」ボタンをクリック
検索窓にキーをコピペして値を変更
| キー | 値 |
|---|---|
| character_set_client | utf8 |
| character_set_connection | utf8 |
| character_set_database | utf8mb4 |
| character_set_results | utf8 |
| character_set_server | utf8mb4 |
| skip-character-set-client-handshake | 1 |
画面左のメニューバーの「データベース」を選択
「データベースを作成」ボタンをクリック
「MySQL」の場合と「PostgreSQL」の場合で設定が異なりますので,いずれか片方を実行して下さい。
「標準作成」を選択
| キー | 値 |
|---|---|
| エンジンのタイプ | MySQL |
| バージョン | MySQL 5.7.* (*の箇所は最新のものを推奨) |
「無料利用枠」を選択

【注意】ここの「アプリ名」の _ は ハイフン - とすること
【注意】マスターユーザー名・パスワードをメモしておくこと
| キー | 値 |
|---|---|
| DB インスタンス識別子 | アプリ名-db |
| マスターユーザー名 | root |
| マスターパスワード | 任意 |
db.t2.micro(デフォルト)

※デフォルト設定で
※デフォルト設定で

「アプリ名_vpc」を選択
| キー | 値 |
|---|---|
| サブネットグループ | アプリ名_subnet_group_db ※2.1で作成 |
| セキュリティグループ | アプリ名_db_security_group ※1.5で作成, default は外す |
| アベイラビリティーゾーン | ap-northeast-1a |

※デフォルト設定で
「追加設定」をクリック
データベースの選択肢
| キー | 値 |
|---|---|
| 最初のデータベース名 | アプリ名_production |
| DB パラメータグループ | mysql57-supported-in-ja |
| オプショングループ | ※デフォルト設定 |
※デフォルト設定で


まず,ターミナルでローカルで使用している PostgreSQL のバージョンを確認しておきましょう。
psql -V
「標準作成」を選択
PostgreSQL のバージョンは,上記で確認したローカルのバージョンに合わせた方が無難です。
メジャーバージョンを合わせれば十分なので,例えばローカルが 12.3 ならば,12.* (*の箇所は最新のもの) をお勧めします。
(2021年5月時点ではバージョン 13 は無料利用枠の対象外となっております。ローカルのバージョンが 13 の場合でも,無料利用枠のために 12 を選択されてもよいでしょう)
| キー | 値 |
|---|---|
| エンジンのタイプ | PostgreSQL |
| バージョン | ※上記を参考に設定 |
「無料利用枠」を選択

【注意】ここの「アプリ名」の _ は ハイフン - とすること
【注意】マスターユーザー名・パスワードをメモしておくこと
| キー | 値 |
|---|---|
| DB インスタンス識別子 | アプリ名-db |
| マスターユーザー名 | postgres |
| マスターパスワード | 任意 |
db.t2.micro(デフォルト)

※デフォルト設定で
※デフォルト設定で

「アプリ名_vpc」を選択
| キー | 値 |
|---|---|
| サブネットグループ | アプリ名_subnet_group_db ※2.1で作成 |
| セキュリティグループ | アプリ名_db_security_group ※1.5で作成, default は外す |
| アベイラビリティーゾーン | ap-northeast-1a |

※デフォルト設定で
「追加設定」をクリック
データベースの選択肢
| キー | 値 |
|---|---|
| 最初のデータベース名 | アプリ名_production |
| DB パラメータグループ | ※デフォルト設定 |
| オプショングループ | ※デフォルト設定 |
※デフォルト設定で


「データベースの作成」ボタンをクリック
アプリ名を選択
「接続とセキュリティ」の「エンドポイント」をメモ
EC2 の設定に進めるとよいでしょう