変数とは、値を入れておく箱のようなものです。この変数を使用すると、以下のようなメリットがあります。
プログラムを組む上で、変数はかなり使用しますのでしっかりと理解しておきましょう。といっても、コードを書いていくうちに理解できるものなので、そこまで身構える必要はありません。
定数も変数同様、値を入れておく箱のようなものです。
基本的に定数の使い方は変数と同じですが、1つ異なるのが
- 値を変更できないこと(上書きができない)
です。
詳しくは別の回で解説しますので今の段階では変数と定数というのがある、くらいに覚えておいてください。
変数は以下のように定義(宣言)します。
<?php
//$nameが変数
//"yamada"が変数に格納される値
$name = "yamada";
?>
上のコードのように、$name
という入れ物を用意することで、yamada
という文字列が変数に格納されます。また、$name
のname
(変数名)は自分の好きなように名前をつけてあげて大丈夫です。例えば、以下のようにいろんな変数を定義することができます。
<?php
$name = "tanaka";
$item = "pen";
$price = 200;
?>
定数の場合は以下のように定義します。
<?php
//constが定数の意味
//NAMEが定数の名前
//"yamada"が定数に格納される値
const NAME = "yamada";
//define()を使っても関数を定義できる
define("NAME" , "yamada");
?>
定数の名前は全て大文字で定義することが多いですので頭の片隅に入れておきましょう。
定数は、絶対に値が変わらないものを定義するときに用いられます。
例えば、円の面積を算出するプログラムにおける円周率を定数で定義します。
<?php
//円周率は変わることがないので定数で定義する
const PI = 3.14;
//半径は変わる可能性があるので変数で定義する
$radius = 10;
echo $radius * $radius * PI;
?>
上記のコードを見ると半径を表す$radius
という変数は円の大きさによって変わることがありますが、その半径を用いて直径や円の面積を算出する際に使う円周率は変わることはありません。
おさらいですが、変数は、値を入れておく箱のようなものです。
また、定数のというのも出てきたので頭が混乱しているかもしれませんが、使っていく内にどんどん慣れていきますので少しずつ進んでいきましょう。
今回は以上です。
お疲れ様でした!